Vanum La vie au Japon

ブログ主はカナダと日本のハーフであり、カナダの大学に一年間ほど学部留学しました。英語やフランス語の勉強や日常生活についてなど不定期に投稿します。

ある動物を弾いて大惨事になった話。

お久しぶりです!

 

さすがにコロナでいろいろなことが自粛となってしまうとネタ切れ感がどうしても否めないのですが、今日はカナダにまだ留学中だった頃の出来事を書いてみようと思います。

 

さかのぼること二か月、五月初頭、やっとのことでカナダで二学期目を終えたばかりで舞い上がっていたころのことです。

 

コロナのせいで満足に外出もできずに悶々としていたある日、父からナイトドライブに行かないかという提案があり、私はもちろん二つ返事でOKしました。

 

目的地は、自宅から少し遠めのHorseshoe bayという場所に設定し、いざ出発。

 

ちなみにHorseshoe bayという地名は、ここ一体の入り江の地形が蹄鉄(馬の蹄を守るための金具のこと)に似ていることからそう名付けられたそうです。

 

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Horseshoe bay

近くにある島々に行くためのフェリー乗り場があり、その周りは多くのレストランでにぎわっています。もちろんコロナの影響でどこも開いていませんでしたが…

 

それはともかく、爆音で音楽をかけながらこのHorseshoe bayに向かいます。

 

すると、到着まであと少しというところで突如道路脇の草むらからなんと

スカンク

が飛び出してきました。

 

父はそれを確認した瞬間にブレーキを掛けましたが間に合わず、車の下から鈍い音が響きました。タイヤに弾かれたわけではなく、ちょうど車体の真下に入り込んだようです。後ろを振り返ると黒と白のシルエットが身動き一つせずに横たわっていました。

 

おそらく死んでしまったのでしょうが、せめて苦しんで死ななかったことを願うばかりです。

 

しかしさらに最悪なことに、そのスカンクは車体に接触した瞬間にあの臭い液体を噴射したようなのです。ちなみにこの匂いはこの後数週間取れませんでした笑

 

当然ですが、それまでの車の中のノリノリなムードは一転してどんよりしたものになってしまいました。

 

コロナ禍の陰鬱なムードを吹き飛ばそうとしたのにより心が暗くなって帰ってきたというお話でした。